コレクション|石橋正二郎とピカソ《女の顔》

第10回 石橋正二郎とピカソ《女の顔》

第10回 石橋正二郎とピカソ《女の顔》

今月の担当:学芸員 田所夏子

ピカソ《女の顔》は、第一次大戦後に展開するピカソの古典主義時代の作品です。この絵を非常に気に入っていた石橋正二郎は、作品について次のように語っています。「大きな作品ではありませんが、画面からうける力強さや、重量感からいっても、非の打ちどころがないうえ、感覚的にも、ネオ・クラシックというか、モダンなところがあり、私はもちろんのこと、世界の宝だと思っております」。
 この作品はコレクター福島繁太郎の旧蔵作品で、かつてはパリの福島邸の客間に飾られていましたが、回り回って第二次大戦の終戦直後に石橋が画商を通じて購入したものです。石橋は美術品を入手する際、団伊能、嘉門安雄、富永惣一をはじめとする専門家らの意見を聞いた上で、コレクションに加えるか否かを判断していましたが、この《女の顔》については即座に購入を決断したとされます。それだけに、《女の顔》は石橋にとって思い入れの強い作品であり、ブリヂストン美術館の「顔」として開館記念展のポスターなど様々な刊行物の表紙を飾りました。

当ウェブサイトの作品画像のお取り扱いにつきましては「サイトのご利用にあたって」をお読みいただき、ご同意いただきました上でご利用ください。

開館時間
10:00〜18:00
(祝日を除く金曜日は20:00まで)
月曜休館
※入館は閉館の30分前まで
※休館日は展覧会によって異なる場合がありますので、休館日カレンダーをご確認下さい。
美術館の情報を携帯に送る

QRコードを携帯で読み取ると簡単にブリヂストン美術館の携帯サイトにアクセスできます。

住所
〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目10番1号
お問い合わせ
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
交通
JR東京駅(八重洲中央口)より徒歩5分
東京メトロ銀座線京橋駅(6番出口/明治屋口)から徒歩5分
東京メトロ銀座線・東京メトロ東西線・都営浅草線日本橋駅(B1出口/高島屋口)から徒歩5分

美術館の情報を携帯メールに送る

 

ドメイン指定受信機能をご利用の方は、受信許可ドメイン名に@bridgestone-museum.gr.jpを登録してください。
メールアドレスは、交通・開館時間・料金案内の送信目的のみに利用し、こちらで保管することはありません。

ページ上部へ