オンフルール(フランス)、1824−パリ、1898
船長の息子として生まれたブーダンは、オンフルール対岸のル・アーヴルで文房具と額縁を扱う店を開きます。トロワイヨン、イザベイ、クーチュールなどがこの店で作品を展示しました。ミレーもここを訪れ、彼らの勧めもあってブーダンはパリに出ることになります。パリ遊学後はル・アーヴルにもどり海景画に専念しました。クールベとボードレールはブーダンの風景画の先駆性をいち早く見抜いています。1858年頃、まだ17歳のモネと知り合います。若きモネに戸外制作の重要性を教え、以後生涯にわたってモネから師と仰がれるような決定的な影響を与えました。1861年以来、 冬期にはパリをしばしば訪れますが、ル・アーヴル、オンフルール、トルーヴィルなどの海岸での制作を止めませんでした。1874年の第1回印象派展にブーダンはモネから出品を要請されました。しかし、印象派展への参加はこの1回展のみで、以後はサロン(官展)に出品を続けました。
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