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教育普及活動のご紹介

ARCワークショップ 「銅版画の魅力−ドライポイント技法に親しむ−」

開催日:2019.4.27(土)

10連休の初日となる4月27日、石橋財団アートリサーチセンター(ARC)にて第11回ワークショップを開催しました。今回は、町田市立国際版画美術館より、道具と知恵を全面的にお借りし、講師に版画家の馬場知子氏をお迎えして実施しました。まずは、事前に準備してきた下絵をマットフィルムを使ってトレースし、左右を反転させてカーボン紙を使って銅版に転写。続いて描画道具を適宜選び、ニードル、ルーレット、スクレイパー、ルーター(電動の機械)、サンドペーパーなどで直接銅版に線や点を刻みます。刷りは、まず版にインクをのせ描いた線(溝)の中にしっかり詰めていくイメージで。インクの拭き取りは、寒冷紗、人絹をつかって優しく丁寧に。溝の中にはインクが残るように力を入れ過ぎないように気をつけます。プレス機を回して圧をかけて、版から紙にインクを刷りとります。試し刷りの画面を見ながら今度は筆圧や表現にも工夫をしながら版に加筆をして、いよいよ本刷り。ついに、それぞれの力作が完成しました!最後に、馬場先生の作品(エッチング)もご紹介いただき、「銅版を彫って刷る」という基本は同じでも多様な工程、技法がある奥深い銅版画の魅力を知るひとときとなりました。

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